息子の名前は・・・・☆ [歴史]
家に帰ると、早速パパは息子ちゃんがこれから寝起きするケージ作り。
そしてママと娘は、箱の中で「ここから出せ!出せ!」としきりに騒いでいた息子ちゃんと、いよいよご対面・・・・
箱の蓋をゆっくり開ける。
Ken「ちょっと、ちょっとママ、何でゆっくり開けたんだよ? ボク突然狭くて暗い中に入れられて恐くて不安だったんだぞ! 早く出してよね。」
ママ「そうよね。ごめんね。でもお家に来るまでは、そうした方がKenにとって一番安全な型だったのよ。許してね。」
箱の中に光が突然刺し込んだものだから、驚いた息子ちゃんは顔を上げてキョトンとした顔をし、すぐに箱から出様と、箱の淵に前足を置いた。
この時、自力ではい出すのを見るのも良かったのだけれど、ママも娘もそんなの待っていられず、思わず息子ちゃんをすくい上げ抱き寄せ頬ずり。
毛がふわふわして、気持ちよかった。
Ken「ボクは、急に大きな顔が迫って来たから、食べられちゃうのかと思って恐かったよ!」
ママ「ええ〜 それって失礼よ!(プンッ)」
ペットショップでは、息子ちゃんを思う存分抱くことが出来なかった娘は、ママから手渡された自分の弟を抱いて嬉しそう。
私達が、我が家の新しい同居人とスキンシップをしているうちに、息子ちゃんのケージも出来上がり、息子ちゃんを新居へご案内。
新しい環境に慣れるまで、しばらくはこのケージの中での生活です。
このケージの中で、息子ちゃんを休ませている間、次なる問題を家族で相談です。
その問題は、息子ちゃんの名前です。
息子ちゃんが我が家へ来た11月3日は、とてもお天気が良く暖かい日でした。
外でご飯を食べるのが好きな私達家族は、良くお弁当を持って近くの公園へ行きご飯を食べるのですが、今日は息子ちゃんを連れて行けないので、庭へテーブルと椅子を出し息子ちゃんのケージを外から見える位置に動かし、皆でランチをしながら息子ちゃんの名前を考える事にした。
ご飯を食べながら、息子ちゃんを見てはあれこれ意見を言い合う私達。
Ken「そうそう、覚えているよ。この時のこと。何か皆がボクの事見て、ゴチャゴチャ言ってるから、ボク何かされるのかと思って恐かったよ。」
ママ「さっきから、Kenは恐かったとばかり言ってるけど、そんなに不安だったんだ。
Ken「そりゃそうだよ。ボクにとっては知らない人間だったんだから。」
ママ「そっかぁ、そうだよね。」
車の中で息子ちゃんの名前を、ママと娘で「ミルキー」がいいとか「クッキー」がいいとか勝手な事を言ってましたが、いざ本当に決めようとなると・・・・悩みます。
ペットの名前とは言っても、我が家に取っては家族で息子で娘の弟ですからいい加減な名前は付けられません。
本人の意見も聞きたい所ですが、そんなことも出来ず・・・・
Ken「えっ!聞いてよ!ボク、意見言いたかった! 」
ママ「はぁ? 無理に決まってるじゃない。相変わらず、勝手な子ね。」
でも、少なくても私達が納得出来る名前にしたいという事だけは、意見が一致。
しかし、なかなか決められない。
そこで、ママが娘の名前を決める時の方法を提案。
息子ちゃんは、ペットではなく娘の弟で私達の息子。家族なのですから、娘の名前を決めた時の考え方をしようと思ったのです。
「娘の名前を決めた時の方法」と言っても、そんな難しい事ではありません。
ただ、これからの子供達は世界に羽ばたいて行く子が多くなって来るはず、その時海外へ行ってもすぐに名前を覚えてもらって、言いやすい名前がいいと言う事になり、まず名前をひらがなで考え、口にしてみて「いい感じ」の名前をピックアップして、それから漢字を当てはめて決めたんです。
それで、その決め方で息子ちゃんの名前も決める事にしようと言ったところ、パパも娘も賛成してくれました。
その時、思い出したんです。
実は、娘が産まれる時に男の子か女の子かわからなかったので、名前を男の子と女の子の名前の両方を考えていたんですが、娘は女の子でしたから女の子の名前を付けたので、男の子の名前が残っていた。
その男の子の名前は、「KENT」です。
ママがこの話をすると、パパも娘も大賛成。
それで、息子ちゃんの名前は「KENT」に決定しました・・・・
Ken「あれあれ、ボクの名前って本当はKENTなの?でも、いつもみんなKenて呼ぶじゃん。あっ、もしかして面倒くさいから省略してるの? 酷いなぁ〜」
ママ「まったく、Kenははやとちりの子ね。ママの文章を見て! ・・・・てなっているでしょ? 後があるのよ。」
やっと名前が決まりホッとした私達。
ちょっと、名前を口にしてみる。
「KENT」
「KENT〜」
「KENt〜」
「KEN・・・・」
ずっと呼んでると、なんか「T」の言葉がはっきり聞こえない・・・・ような気がしたんです。
(イントネーションの付け方の問題なので、今言うとKENTつて聞こえます。何であの時、聞こえなかったのか・・・・)
それで、聞こえない文字を入れても人に間違われるのも嫌なので、聞こえない「T」を取って「KEN」にする事にしました。
これでやっと決まりました。
息子の名前は、「KEN」と命名。
余談ですが、これだけ考えて付けた名前なのに、私の母はKENの名前をずっと「ケイン」だと思っていたんです。
確かに、「何か変だなぁ〜」と思っていたんですが、ある時確認したら・・・・びっくり。
名前を付けた後、皆で息子ちゃんに「Ken」と読んでみたんです。
すると・・・・
トコトコ、私達の方へ歩いてきました。
自分の名前と分かってくれたんでしょうか・・・・
Ken「う〜ん、何かわかんなかったけれど、皆がニコニコしてボクを見てたから、つい行っちゃったんでよね。」
ママ「うっ! かわいくない。 そういう時は、うそでもわかったと言ってくれるものよ。Kenもまだまだ人間心がわかってないわね。(プンッ)」
★次は、いよいよKenとの生活が始まりますよ。(^^)
是非、次回も読んで下さると嬉しいです。
そしてママと娘は、箱の中で「ここから出せ!出せ!」としきりに騒いでいた息子ちゃんと、いよいよご対面・・・・
箱の蓋をゆっくり開ける。
Ken「ちょっと、ちょっとママ、何でゆっくり開けたんだよ? ボク突然狭くて暗い中に入れられて恐くて不安だったんだぞ! 早く出してよね。」
ママ「そうよね。ごめんね。でもお家に来るまでは、そうした方がKenにとって一番安全な型だったのよ。許してね。」
箱の中に光が突然刺し込んだものだから、驚いた息子ちゃんは顔を上げてキョトンとした顔をし、すぐに箱から出様と、箱の淵に前足を置いた。
この時、自力ではい出すのを見るのも良かったのだけれど、ママも娘もそんなの待っていられず、思わず息子ちゃんをすくい上げ抱き寄せ頬ずり。
毛がふわふわして、気持ちよかった。
Ken「ボクは、急に大きな顔が迫って来たから、食べられちゃうのかと思って恐かったよ!」
ママ「ええ〜 それって失礼よ!(プンッ)」
ペットショップでは、息子ちゃんを思う存分抱くことが出来なかった娘は、ママから手渡された自分の弟を抱いて嬉しそう。
私達が、我が家の新しい同居人とスキンシップをしているうちに、息子ちゃんのケージも出来上がり、息子ちゃんを新居へご案内。
新しい環境に慣れるまで、しばらくはこのケージの中での生活です。
このケージの中で、息子ちゃんを休ませている間、次なる問題を家族で相談です。
その問題は、息子ちゃんの名前です。
息子ちゃんが我が家へ来た11月3日は、とてもお天気が良く暖かい日でした。
外でご飯を食べるのが好きな私達家族は、良くお弁当を持って近くの公園へ行きご飯を食べるのですが、今日は息子ちゃんを連れて行けないので、庭へテーブルと椅子を出し息子ちゃんのケージを外から見える位置に動かし、皆でランチをしながら息子ちゃんの名前を考える事にした。
ご飯を食べながら、息子ちゃんを見てはあれこれ意見を言い合う私達。
Ken「そうそう、覚えているよ。この時のこと。何か皆がボクの事見て、ゴチャゴチャ言ってるから、ボク何かされるのかと思って恐かったよ。」
ママ「さっきから、Kenは恐かったとばかり言ってるけど、そんなに不安だったんだ。
Ken「そりゃそうだよ。ボクにとっては知らない人間だったんだから。」
ママ「そっかぁ、そうだよね。」
車の中で息子ちゃんの名前を、ママと娘で「ミルキー」がいいとか「クッキー」がいいとか勝手な事を言ってましたが、いざ本当に決めようとなると・・・・悩みます。
ペットの名前とは言っても、我が家に取っては家族で息子で娘の弟ですからいい加減な名前は付けられません。
本人の意見も聞きたい所ですが、そんなことも出来ず・・・・
Ken「えっ!聞いてよ!ボク、意見言いたかった! 」
ママ「はぁ? 無理に決まってるじゃない。相変わらず、勝手な子ね。」
でも、少なくても私達が納得出来る名前にしたいという事だけは、意見が一致。
しかし、なかなか決められない。
そこで、ママが娘の名前を決める時の方法を提案。
息子ちゃんは、ペットではなく娘の弟で私達の息子。家族なのですから、娘の名前を決めた時の考え方をしようと思ったのです。
「娘の名前を決めた時の方法」と言っても、そんな難しい事ではありません。
ただ、これからの子供達は世界に羽ばたいて行く子が多くなって来るはず、その時海外へ行ってもすぐに名前を覚えてもらって、言いやすい名前がいいと言う事になり、まず名前をひらがなで考え、口にしてみて「いい感じ」の名前をピックアップして、それから漢字を当てはめて決めたんです。
それで、その決め方で息子ちゃんの名前も決める事にしようと言ったところ、パパも娘も賛成してくれました。
その時、思い出したんです。
実は、娘が産まれる時に男の子か女の子かわからなかったので、名前を男の子と女の子の名前の両方を考えていたんですが、娘は女の子でしたから女の子の名前を付けたので、男の子の名前が残っていた。
その男の子の名前は、「KENT」です。
ママがこの話をすると、パパも娘も大賛成。
それで、息子ちゃんの名前は「KENT」に決定しました・・・・
Ken「あれあれ、ボクの名前って本当はKENTなの?でも、いつもみんなKenて呼ぶじゃん。あっ、もしかして面倒くさいから省略してるの? 酷いなぁ〜」
ママ「まったく、Kenははやとちりの子ね。ママの文章を見て! ・・・・てなっているでしょ? 後があるのよ。」
やっと名前が決まりホッとした私達。
ちょっと、名前を口にしてみる。
「KENT」
「KENT〜」
「KENt〜」
「KEN・・・・」
ずっと呼んでると、なんか「T」の言葉がはっきり聞こえない・・・・ような気がしたんです。
(イントネーションの付け方の問題なので、今言うとKENTつて聞こえます。何であの時、聞こえなかったのか・・・・)
それで、聞こえない文字を入れても人に間違われるのも嫌なので、聞こえない「T」を取って「KEN」にする事にしました。
これでやっと決まりました。
息子の名前は、「KEN」と命名。
余談ですが、これだけ考えて付けた名前なのに、私の母はKENの名前をずっと「ケイン」だと思っていたんです。
確かに、「何か変だなぁ〜」と思っていたんですが、ある時確認したら・・・・びっくり。
名前を付けた後、皆で息子ちゃんに「Ken」と読んでみたんです。
すると・・・・
トコトコ、私達の方へ歩いてきました。
自分の名前と分かってくれたんでしょうか・・・・
Ken「う〜ん、何かわかんなかったけれど、皆がニコニコしてボクを見てたから、つい行っちゃったんでよね。」
ママ「うっ! かわいくない。 そういう時は、うそでもわかったと言ってくれるものよ。Kenもまだまだ人間心がわかってないわね。(プンッ)」
★次は、いよいよKenとの生活が始まりますよ。(^^)
是非、次回も読んで下さると嬉しいです。
2012-02-16 07:39
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コメント(8)
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kenクンが書いてようにしても、面白いのができるかも。
「吾輩は猫である」みたいに。
by okko (2012-02-16 13:58)
okkoさん
アドバイス、ありがとうございます。(^^)
そうなんですよね。
私もそう思って、「自己紹介」をKenの立場でかいたのですが、過去の話をするにあたって、過去にはすごい事がありまして、それはKenの立場で書くには「変かな」と思い、過去の部分は話の間にママとKenの掛け合いを入れることにしました。
過去の話が終わった所で、okkoさんのアドバイスのように、Kenにブログを書いてもらおうと思ってます。(^^)
動物の話を書こうと思うと、やっぱり「吾輩は猫である」が出て来ますよね。(^^)
随分昔ですが、飼っていたハムスターが家出をした話を「吾輩は猫である」風に書いた事があるんですが、結構ウケました。(^^)
by Mie (2012-02-16 19:41)
Ken君は今も変わらず赤ちゃんのようだと言うお話がありましたが、面影がありますよね〜(*^-^)
ちっちゃい時も今もほんわかしたお顔でめちゃめちゃ可愛いわ〜♡
こちらも楽しみに読ませて頂きますね!
by わんわん (2012-02-16 19:52)
Kenくん、かわいい!!
思い入れのある、名前をもらったんですね。
次回も、楽しみにしています(^^)
by 小梅姉 (2012-02-16 20:29)
わんわんさん
ありがとうございます。(^^)
若い頃のKenは、シーズーには珍しく透き通る様な白い毛色の子だったんです。
ところが、だんだんグレーが多くなって来て、顔が赤ちゃんのの頃に戻って来た様です。
また、是非いらしてくださいね。(^^)
by Mie (2012-02-16 22:51)
小梅姉さん
ありがとうございます。
名前にこだわりがあるので、人から「ケンくん」とか「けんくん」て書かれると、とても悲しくなります。
また 是非いらしてください。
以前、メインブログで少し書きましたが、パパとKenの絆が色んな事件と共に深まって行きますので
、どうぞお楽しみに!(^^)
by Mie (2012-02-16 22:59)
Ken君とのやり取りが楽しみです。
これからどんな話の展開になっていくのか。。。。
長い年月の絆を話して下さいね、毎日楽しみが増えました。
by メグちゃん (2012-02-16 23:37)
メグちゃんさん
ありがとうございます。(^^)
わんちゃんを飼い始めた頃というのは、多分みなさん同じ悩みを乗り越えて、絆を深めて行くのだと思いますが、わんちゃんを飼った経験が有る無しで、物事の捉え方がこんなにも違うのかと言う事を感じました。
そんな事を書きながら、Kenとパパに降り掛かった凍り付く様な大事件も読みどころかと・・・・
といっても、私がどれだけ表現出来るかが一番の問題ですが・・・・
楽しみにして頂いて、とても嬉しいです。
是非、また読んでくださいね。(^^)
by Mie (2012-02-17 07:16)